インドネシアのコロナ状況報告 (2020年10月20日現在)
20 Oct 2020Situation Covid19 in Indonesia.jpg)
世界で猛威を振るってきている新型コロナウイルスですが、日本では海外からの入国制限の緩和など少しずつ元に世界へ戻そうという動きがみられます。
インドネシアの状況はどうでしょうか。
10月20日現在のインドネシアの状況をご報告させていただきます。
1. 感染者数
残念ながら本日時点での感染者数増加のペースは、目に見えて改善、というほどの状況ではありません。ただし少しずつ横ばいから下降気味と言えるでしょうか。検査実施数に影響する部分もありますが、他国と比較してまだ安心できる状態とは言えない状況です。
2. 死亡者数
死亡率は当初の高さからすると、徐々に下がってきており、また無症状者も一定数出ており重症化率は下がってきている状況です。
3. 日常生活
大規模社会制限という規制が4月から続いております。当初は非常に厳しい規制でしたが、現在は移行期間ということでルールを守ればある程度の日常生活が許可される状態です。緩めたり厳しくしたりを繰り返すなど、政策が右往左往している状態も残念ながら見受けられます。
4. 人々の捉え方
社会制限の規制が始まってから半年以上が経過してしまい、徐々に人々の気持ちも緩んできている状況にあります。ただコロナに対する恐怖感は引き続き強いため、身近での感染者情報には敏感になっています。
5. 今後の想定
ただちに感染者が減少していくことは見込むことが難しいのでは、と考えております。一定の経済活動を行いながら徐々に免疫力をつけていき、ある意味ではコロナとともに生きて行くことをできる限り早く浸透させて、人々の意識が変わることが重要かもしれません。
本日時点で、あまり良い状態とは言い難いインドネシアではありますが、地力のあるポジティブな国民性ですのできっと乗り越えることができると信じて、私たち自身も日頃からできる限りの高い意識を持ち生活を送っています。
今回は、現在のインドネシアのコロナ禍での状況の一部をお伝えいたしました。もっと詳しい情報を知りたい方は是非ご一報いただければ幸いです!
Related Articles
